小学生の姪(めい)っ子「ももちゃん」は、認知症のひいおばあちゃあんと一緒に住んでいました。 老人性うつ病の祖母と暮らした経験から、「ももちゃん」への語りを通して、ひいおばあちゃんとの心地よい過ごし方についてつづります。
2015年1月26日月曜日
おばあちゃん、眠れないの?
ももちゃん、ももちゃんのおばあちゃん、最近はご飯が終わると、早めに寝ちゃうんだってね。夜更かしが治ったみたいでよかったね。
私のおばあちゃんもね、以前ももちゃんのおばあちゃんがそうだったみたいに、調子が悪い時は、昼間はずっとウトウトしてるのに、夜になると「ピカッ」と目がさえちゃって、全然寝なかったの。夜中部屋の電気がついていた。
眠れないのって、「うつ」の症状なんだよね。朝、昼、夜っていう一日のサイクルと、身体がかみ合わなくなっちゃうんだよね。ももちゃんのおばあちゃん、調子が悪い時は、心が不安定で、うつっぽい症状が出ていたもんね。
ももちゃんのおばあちゃんは自然と治ったみたいで、よかったね。心が元気になって、身体調子が良くなれば、一番いいよね。
でも、そんな簡単にいかないよね。体のリズムを作るのを手伝うのに、私のお母さんは、一日の区切り区切りで、おばあちゃんに声をかけてたかなぁ。
朝は同じ時間におばあちゃんを起こしに行って、カーテンを開けて部屋を明るくしてあげるの。ご飯の前は、食欲も出るように、1時間~30分前だったかな、「もうすぐご飯できるからね」って声をかけに行った。私も、おばあちゃんの部屋のそばだから、「おばあちゃん、わたしもう寝ます。おばあちゃんも、ゆっくり休んでね。」って、一応声をかけて寝てたよ。
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